極地彷徨―北インド古典音楽 & 菌類―

《 Live Information 》  ●2017/11/19 (sun) at 町田

Wayne Siegel / Autumn Resonance, Domino Figures

Autumn Resonance, Domino Figures

Wayne Siegel 『Autumn Resonance / Domino Figures』
(1983年 デンマーク盤LP PAULA)

デンマークを拠点に活動しているアメリカ人作曲家Wayne Siegelの1983年の作品。
A面、B面共に1作品ずつ収録されています。
ほのかなディレイを伴ったピアノソロ「Autumn Resonance」(A面)は、ドローン状の流麗な演奏から、スタッカートを効かせたテンポのよい演奏まで、非常に独自の音響を実現しています。
あまり過剰になりすぎないシンプルなディレイによるモワレ効果が大変心地よく、ピアノ本来の音の素晴らしさがよく生かされており、通常のドローン作品にはない季節や時間的な想像力をかきたてるような情感があります。
そしてタイトルの通り、秋の移りゆくような味わいを感じさせる。
これからの季節、午後のお茶のお供にぴったりです。
また、エフェクトを一切かけずに、42台ものギターを連鎖状に演奏することで優美なドローンを展開するB面の「Domino Figures」も相当にすごい。
あまり知られていないそうですが、極めて高水準の傑作。
ジャケットも音を表していて魅力的です。


  1. 2008/09/18(木) 22:23:34|
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Music of the Saung -Burmese Harp

music of the saung

Music of the Saung -Burmese Harp (世界の民俗音楽シリーズ ビルマの竪琴)
(1978年 日本盤LP Seven Seas Record)

小泉文夫氏の現地録音。
サウン(ビルマの竪琴)の録音は現在でもそれほど多くないようですが、本作は中古レコード屋さんで投売り価格で売られている割りに内容は最高です。
サウンの演奏は東南アジア地方のリラックスしたムードに中国古典音楽の品格が混じったような、ちょっと独特の魅力があります。
奏者はU Myint Maungウ・ミン・マウ氏。
独奏だけでなく、A面に男性の、B面に女性の歌唱を伴った演奏を収録。
特に女性ボーカルとの演奏は素晴らしく、優しく温かさが感じられて清々しい。
録音も悪くありません。
幅広いジャンルのリスナーの方におすすめできる一枚です。

  1. 2008/09/02(火) 23:13:48|
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Alvin Curran / Canti e Vedute del Giardino Magnetico

Alvin Curran -Songs and Views from the Magnetic Garden

Alvin Curran 『Canti e Vedute del Giardino Magnetico』
(1973年 イタリア盤LP Ananda)

各種民族楽器や声、エレクトロニクス、フィールド音など幅広い音の素材を使い、緻密に多重録音を重ねて作り上げた作品でありながら、全ての音がまるで自然界の力によって動かされているような印象を受ける、極めて高水準のアンビエント・ミュージック。
タイトルの通り磁場(磁力)が作品のテーマとなっているのかもしれません。
特にB面は幾千もの塵や星屑が磁場を延々と循環していくかのようなコズミックなイメージを彷彿とさせ、圧巻。
完全に人工的に構築されながら、これほどまでに自然界の力学を感じさせる作品を私はほかに知りません。
英題は『Songs and Views from the Magnetic Garden』。CDも出ています。

  1. 2008/08/23(土) 04:23:48|
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