極地彷徨―北インド古典音楽 & 菌類―

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コロモコメツキムシタケ

コロモコメツキムシタケ01-b

コロモコメツキムシタケ 2015年7月中旬 東京都


コメツキムシタケと外見上の同定が難しいですが、子嚢果の形状からコロモコメツキムシタケとしました。
非常に地味なため、落ち葉や下草の多い場所では、なかなか見つけにくい虫草です。


コロモコメツキムシタケ05

裸生する子嚢果。


コロモコメツキムシタケ04

深さ10㎝超の地中のコメツキムシの仲間の幼虫より発生。

  1. 2015/07/31(金) 18:14:39|
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ヤグラタケ

ヤグラタケ01

ヤグラタケ 2015年7月中旬 愛知県


老成したクロハツの仲間より発生する菌生菌。茸から出る茸です。
ヤグラタケの胞子は他の茸と同様、ヒダ(笠の裏側)で作られるだけでなく、笠の肉が粉状の胞子塊となっていくいうのも独特。
白い笠の上に見える茶色っぽい粉が胞子(厚壁胞子)です。

  1. 2015/07/29(水) 18:04:22|
  2. きのこ|
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不明菌(クロサイワイタケ科)

クロサイワイタケ科01

不明菌(クロサイワイタケ科) 2015年6月下旬 東京都


オニグルミの実から茸が出るという珍しい光景。
この硬い実を分解するのにどのくらいの時間がかかるのか、興味深いところです。

  1. 2015/07/27(月) 18:12:04|
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ヒナツチガキ

ヒナツチガキ01

ヒナツチガキ 2015年7月中旬 東京都


直径1.5㎝程度の小型菌。
フクロツチガキなどと比べてもかなり小さくかわいらしい茸です。

  1. 2015/07/25(土) 10:08:45|
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ウコンハツ?

ベニタケ(黄)

ウコンハツ? 2015年7月上旬 東京都


薄暗い森の中に輝くレモンイエロー。
黄色のベニタケと言えばウコンハツが思い浮かびますが、他にも何種類か存在するようです。

  1. 2015/07/21(火) 18:25:14|
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シロイボカサタケ

シロイボカサタケ01

シロイボカサタケ 2015年7月中旬 山梨県

  1. 2015/07/19(日) 18:01:53|
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ニワタケ

ニワタケ01b

ニワタケ 2015年7月中旬 愛知県


柄の部分だけ毛にもっさり覆われた、ちょっとダンディーな?個性派きのこ。

  1. 2015/07/17(金) 18:14:58|
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ドクリンゴタケ(!?)

ベニタケ

2015年7月上旬 東京都


珍菌・ドクリンゴタケ。
一説によると、白雪姫が食べたものはこの茸だったと言われているとか。

  1. 2015/07/14(火) 22:34:15|
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クモタケ

クモタケ01


クモタケ 2015年7月上旬 東京都


都会でも比較的見つけやすい冬虫夏草。
地中生の蜘蛛であるキシノウエトタテグモに寄生します。
この場所では小川沿いにかなりの数が出ていました。


クモタケ02

別の個体ですが、掘り出してみたところ。
ぱかっと蓋を開けたように子実体が顔を出しています。
キシノウエトタテグモは「戸立て蜘蛛」という名の通り、巣穴に扉をつけるという面白い生態を持っているそうです。
クモタケはこの扉を押し上げて発生するため、根元の地面には押し上げられた扉の部分がしばしば確認できるのが特徴的です。


クモタケ03

周りを覆っている膜のようなものを取り除きます。
これはキシノウエトタテグモが作った巣穴の壁にあたり、糸で出来ています。
中のキシノウエトタテグモはクモタケの菌糸にすっかり覆われ、繭のようになっています。


クモタケ04

この虫草は宿主を綺麗に掘り出すのがなかなか難しい。
この日は虫草観察のための道具を何も持っておらず、素手で菌糸を取り除きましたが、やはりうまくいきませんでした。
かろうじてキシノウエトタテグモの足などが確認できます。

  1. 2015/07/12(日) 18:01:53|
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ツルタケ

ツルタケ02

ツルタケ 2015年7月上旬 東京都


なんだか最近は小さな茸の写真ばかりでしたが、久しぶりの茸らしい茸。
気付けばもう梅雨も後半で、大型の茸もたくさん出ています。

  1. 2015/07/10(金) 18:10:53|
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ロブスターマッシュルーム

カナダの茸01

カナダの菌友Eさんより、カナダ産の茸を送っていただきました。
荷物を開けてみると、風呂敷にくるまれた見慣れぬ形の茸たち…。
全てEさんが山で採って、乾燥させた自家製です。
キノコ柄の風呂敷、キノコ柄のスタンプを使った包装も実にいい味が出ています。



ロブスターマッシュルーム01

ロブスターマッシュルーム
Hypomyces lactifluorum
(自生している写真などはこちら



これは日本で茸と戯れている僕のような人間からすると、かなり衝撃的な茸。食用ヒポミケスキンです。
ヒポミケスキンとは、他の茸に寄生する菌の一種で、もとの茸の周りをカビのごとく覆いかぶさり侵食し、全く別の形態となるのが特徴。
日本ではタケリタケというテングタケの仲間に寄生する種が知られていますが、そもそもその容姿、生態から食用を考えたこともない茸の一群でした。
しかしこのロブスターマッシュルームは、食用として親しまれているばかりか、カナダでは非常に人気があるらしく、市販もされているそう。


ロブスターマッシュルーム03

送っていただいたままの乾燥保存させた状態。
表面が粉っぽくざらついた感じがあり、赤みの強い色彩も強烈です。
そしてこの状態でしっかりと香ばしい匂いがします。


ロブスターマッシュルーム04

水で戻してみました。
切った状態で乾燥させてあるので、元の状態よりは小さいサイズなのですが、それでもかなりのボリューム感。
ロブスターマッシュルームはベニタケの仲間(Russula)に寄生するとのことですが、たとえばクロハツなどの大型のものに寄生すると当然大型になるということかもしれません。
凹凸状になっている部分は宿主のベニタケのヒダにあたる部分。
寄生された具合が生々しくわかります。


ロブスターマッシュルーム05

断面。
表面と中身の色が明らかに異なり、宿主となった元のベニタケの表面にオレンジ色のヒポミケスキンがついているのがよくわかります。
なお、戻した際の水は、しっかり色がつき濃厚な出汁が出ます。


ロブスターマッシュルーム02-b


野菜と一緒に調理してみました。
なかなか他のものに例えようがない独特な食感で、噛むとジュワっと旨みが感じられ、香ばしい香りが広がります。
チチタケやアカモミタケをはじめ、ベニタケの仲間はそれなりに食べたことがありますが、このような濃厚な旨みと食感は初めてです。
宿主となるベニタケは複数種あると思われ、ヒポミケスキンによって本来の味や食感がどのように保たれ、どのように変化しているのか興味深いところですが、一般的なベニタケの仲間とは一線を画した味わいとなっているのは確かです。
火を通してもしっかりとボリューム感が保たれていて、油との相性もよさそう。
出汁もよく出るので煮込み料理にもよいでしょう。
鮮やかな色彩も魅力的で、万能に使える食材なのではないかと思います。素晴らしい食菌です。
Eさん、ありがとう!


ところでヒポミケスキンは宿主となった茸が有毒である場合、やはりその毒性を受け継ぐのか、食べるべきではないというのが一般的な所見であるようです。
日本の代表的なヒポミケスキンであるタケリタケの場合、宿主は猛毒種の多いテングタケの仲間(Amanita)とされ、当然食用とはされません。
ロブスターマッシュルームはベニタケの仲間(Russula)に寄生しますが、そもそもベニタケは致命的な猛毒菌は少ないカテゴリーでもあり、もしかするとカナダのベニタケの仲間には有毒種が極めて少ないが故に食用種として親しまれているのかもしれません。
裏返せば日本のタケリタケも無毒のテングタケの仲間に寄生したものであれば、ひょっとしたら食用可能な個体があるのかもしれませんね…。
ちなみにこのロブスターマッシュルーム、Wikipediaには「日本にも分布している」との記述があります。
ただ日本にはニセクロハツのような猛毒ベニタケも自生しており、安易に食用にはできないと思われます。
なにはともあれ、この個性的なヒポミケスキン、ぜひとも自生している姿を拝んでみたいものです。

次回はカナダ産ノボリリュウタケについて紹介します。



***

ヒポミケス菌01

イグチに寄生したヒポミケスキン 2015年7月 愛知県


追記。
先日、イグチに寄生したヒポミケス菌に出会いました。
白いヒポミケスがイグチの笠の部分を覆っています。

ふと、匂いを嗅いでみたのですが、これが驚くことにロブスターマッシュルームと全く同じ、とても香ばしい香りがしました。
ヒポミケスキン特有の香りなのかもしれません。
ロブスターマッシュルームを食べて間もない頃合いに、日本のフィールドでこの匂いを嗅げるとは意外でした。
散策をしていても、ヒポミケスのついた茸は割とスルーしてしまうことが多かったのですが、今後はもっとよく観察してみようと思います。

  1. 2015/07/08(水) 23:12:33|
  2. きのこ|
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コナサナギタケ?

コナサナギタケ?01

コナサナギタケ? 2015年6月下旬 東京都


落ち葉にくるまれたサナギより発生。
周りにはハナサナギタケも点々と発生しており、どちらなのかは形態だけでは判断がつきませんでした。

  1. 2015/07/06(月) 18:27:52|
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ヒナノヒガサ

ヒナノヒガサ01

ヒナノヒガサ 2015年6月中旬 静岡県


コケと共生しているらしい、小型のかわいらしい茸。
写真ではわかりにくいですが、岩を覆う苔から出ています。
コケさえあれば、土すら必要としないのか、茸の生態は複雑です。

  1. 2015/07/02(木) 18:15:52|
  2. きのこ|
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