極地彷徨―北インド古典音楽 & 菌類―

《 Live Information 》  ●2017/10/21 (sat) at 根津    ●2017/11/19 (sun) at 町田

ハナサナギタケ

ハナサナギタケ02

ハナサナギタケ 2017年8月上旬 東京都

冬虫夏草の中ではもっとも見つけやすい種の一つであるハナサナギタケ。
蛾の蛹から発生する虫草で、よく行くフィールドでもこの時期にごく普通に見ることができます。

そんなわけでいつもスルーしてしまう種なのですが、今回見つけたのはなかなか見事なもので思わず撮影してしまいました。




ハナサナギタケ03


枯れ枝の中にいる蛹から発生しているものですが、ほぼ360度にわたりずらりと分生子柄束を伸ばし、まさに満開状態。
どのような形になるかは宿主の栄養価はもちろん、湿度などの環境次第ですが、今回のは高い位置に発生していたこともあってか理想的な発生環境を満たしていたようです。
ハナサナギタケの名に恥じぬ立派な個体です。

  1. 2017/08/29(火) 23:17:17|
  2. 冬虫夏草|
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ヒメシロウテナタケ

ヒメシロウテナタケ01


ヒメシロウテナタケ 2017年8月上旬 東京都

ガラス細工のような儚げな質感の小さな茸。
「ウテナ」というのは仏像にも使われる蓮の花の形をした台座のことだそうで、格調高い名前です。

  1. 2017/08/27(日) 23:40:48|
  2. きのこ|
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カラマツシメジ?

カラマツシメジ01

カラマツシメジ? 2017年7月中旬 長野県

カラマツ林の下草が茂っている中に茸らしきものが見えたので、下草を少しどかして撮影。
なんだか涼しげな絵になった。

  1. 2017/08/24(木) 18:03:39|
  2. きのこ|
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タケダコメツキムシタケ

タケダコメツキムシタケ01

タケダコメツキムシタケ 2017年7月下旬 東京都

薄暗い森にひっそりと。
形状からして冬虫夏草であることは瞬時に想像がつきます。
写真は補助光を当てていますが、実際はこんなには目立ちません。
そういうのを探すのが楽しいわけですが。


タケダコメツキムシタケ02


典型的な突き抜き型。
図鑑で見たところ、タケダコメツキムシタケのようです。


タケダコメツキムシタケ03


名前の通り、宿主はコメツキムシの仲間の幼虫。
よく来ているフィールドですが、この種は初めて見ました。

  1. 2017/08/22(火) 22:30:00|
  2. 冬虫夏草|
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菌生チャワンタケ

チャワンタケ不明種01

冬虫夏草を探し回って地面を這いつくばっていると、木の根元付近に白っぽいものが目につきました。
このあたりによくあるマメザヤタケの仲間がカビにやられたものかなと思いつつ見てみると様子が違います。



チャワンタケ不明種02

不明種 2017年7月下旬 東京都

カビたような菌糸のマットの上にチャワンタケの仲間と思われる茸がびっしりとついていました。
マメザヤタケの仲間は寿命が長い分、よく他の菌にやられているのは見たことがありますが、こんな光景は初めてでした。
もしかしたらマメザヤタケの仲間に専門に寄生する種なのかもしれません。

  1. 2017/08/14(月) 20:54:53|
  2. きのこ|
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コガネヌメリタケ

コガネヌメリタケ02

コガネヌメリタケ 2017年7月中旬 長野県

ヒダの縁取りが美しい黄金色の茸。

  1. 2017/08/09(水) 22:40:24|
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ギベルラ

ギベルラ03


ギベルラの仲間 2017年7月中旬 長野県

蜘蛛を宿主とする冬虫夏草で、小川のすぐそばの草の上にひっそりと発生していました。
この手の虫草は探していると割とよく見かけるものですが、形はみなそれぞれ個性があるのが面白く、今回のはうねるように分生子柄束を伸ばしメデューサのような姿で、なかなかの完成度です。

  1. 2017/08/07(月) 18:39:02|
  2. 冬虫夏草|
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糞生チャワンタケ

糞生チャワンタケ01

チャワンタケの仲間 2017年7月上旬 山梨県

山を歩いているとよく見かけるシカの糞。
よく見るとポツリと何かがついています。



糞生チャワンタケ02


チャワンタケの仲間のようです。
動物の糞は菌類にとっては栄養の宝庫で、時間を追って様々な茸やカビが発生することが知られています。
中には結構レアな菌もあって憧れの種類もあるのですが、このチャワンタケは割とよく見られる種と思われます。
糞生菌は意外にも美しいものが多くてあなどれません。

  1. 2017/08/05(土) 23:21:24|
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ニカワホウキタケ

ニカワホウキタケ03

ニカワホウキタケ 2017年7月中旬 長野県

森に佇む蝋細工。

  1. 2017/08/03(木) 18:05:11|
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ツチクラゲ

ツチクラゲ01

ツチクラゲ 2017年7月中旬 長野県

今回の長野旅行で行ったキャンプ場はとても気持ちのいいカラマツ林の中にあって、カラマツの落ち葉が適度なクッションになりテントを張るのも快適、近くには小川も流れていてとてもよい環境の場所でした。
山深くでそんなに人は多くありませんでしたが、先客にはバーベキューをしている人も。
テントを張る場所を決めようと、地面を眺めてみると、なにやら茶色い物体がそこかしこに。
よく見るとツチクラゲという茸で、周りを歩いてみるとテント場のかなり広い範囲に発生していました。




ツチクラゲ02


地味ながら、白い縁取りが特徴的で名前の通りクラゲを連想させる姿です。
この茸、樹木にとってはかなり深刻な病害菌らしく、主に松やモミ、カラマツといった針葉樹を枯らす厄介な菌であるそうです。
面白いのが山火事跡、焚き火跡など高温となった場所に好んで発生するということ。
焚き火などで火を使うことが多いキャンプ場は生育に適した環境というわけです。
ということは自分のテントの近くでバーベキューをして盛り上がっている人達とある意味共生関係にあるということでもあり、そんな当人達はいさ知らずな菌界と人間界との接点に思いを馳せながら夜のお酒を楽しんだのでした。

  1. 2017/08/01(火) 23:57:00|
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