極地彷徨―北インド古典音楽 & 菌類―

《 Live Information 》  ●2017/11/19 (sun) at 町田

サーランギ彩色写真

dancers  sarangi 01


ムンバイのWahidさんのお店で購入した彩色写真(プリント)。
彩色写真は日本では明治時代に多く出回ったようですが、これもその頃のものでしょうか。

真ん中の女性3人は踊り子さん。
後ろの男性3人はよくわかりませんが、両端の2人は伴奏者で、サーランギを持っています。
このようにサーランギは踊りや歌の伴奏楽器として使われてきたわけで、当時ソロ演奏の楽器としてみなされることはほとんどありませんでした。

この写真で注目すべきは、サーランギを立った状態で持っていること。
通常サーランギは地べたに座って構えるので、これを見たときは驚きました。

サーランギ属の楽器には少なからず立って演奏するものもあり、例えばネパールに行くとバスの中にサーランギ(写真のサーランギとは全く違う形)を携え、立ったまま演奏し、お金を集める大道芸人が多くいます。

しかし、写真のサーランギは一般的にインド古典音楽で使うサーランギであり、立って演奏するのは見かけたことがありません。

これは面白い、と早速真似してみたところ、なかなかうまい具合に楽器を固定できず悪戦苦闘しましたが、なんとか演奏できるようになりました。
一度このスタイルでライブにも出演。
立って演奏するのはなんだか気分が上がります。

ただ、やってみてわかったことですが、写真の状態では楽器を固定できず、バランスが崩れ、演奏には支障がでるはずです。
となると、この写真は撮影のため、あえてこのようにポーズをつけたのかな…と推測していますが、どうでしょう?

サーランギの歴史について自分は不勉強なので、どなたかご存知の方がいればご教授願いたいです。


〈追記〉 
他の古い写真や絵画によると、実際にこのように立ってサーランギを演奏することは少なからずあったようです。
また現在でも、パンジャーブのdhadiというシク教徒の演奏する音楽では、立ってサーランギを演奏することが一般的です。

  1. 2012/04/25(水) 00:29:42|
  2. サーランギ、インド音楽|
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