極地彷徨―北インド古典音楽 & 菌類―

《 Live Information 》  ●2017/11/19 (sun) at 町田

シャクトリムシハリセンボン

シャクトリムシハリセンボン01

シャクトリムシハリセンボン 2015年6月中旬 東京都


珍しい毛虫・・・ではなく、シャクトリムシから生える冬虫夏草。
その名もシャクトリムシハリセンボンです。
気生型といわれる虫草で、木の枝や幹に着生した宿主からのみ発生。
針のようなストローマを宿主の体から多数伸ばし毛虫のような姿となり、他の茸とは一線を画す風格があります。
虫草に興味のない方には気持の悪いものにしか見えないかもしれませんが、僕のような好事家にとっては非常に魅惑的な虫草です。


シャクトリムシハリセンボン02

同個体 2015年7月中旬


1ヶ月後に再訪。
昨月には見られなかった褐色のツブツブが確認できます。
これはシャクトリムシハリセンボンの胞子を作る子嚢果で、これができて初めて虫草の子実体(つまりキノコ)として完熟したことになります。
このように未熟時から、完熟するまでの経過が自然環境の中で観察できたのは幸運でした。

  1. 2015/08/04(火) 23:59:16|
  2. 冬虫夏草|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2
<<ヒメヒトヨタケ | ホーム | カバイロツルタケ>>

コメント

す、素晴らしいですね!
シャクトリムシハリセンボンは何度か撮影しておりますが、1カ月ほどで子嚢果がこんなにびっしりと付くのですね・・・初めて知りました。
西沢さんのおっしゃる通り、自然下でこのような観察が出来た事は、とても貴重に思います。

それにしても立派な個体ですね。
2枚目の写真、とても美しいです・・・
  1. 2016/11/12(土) 01:10:09 |
  2. URL |
  3. クマG #-
  4. [ 編集]

Re: タイトルなし

ありがとうございます!
これが自分の初めて見たシャクトリムシハリセンボンでしたが、かなり絵になる個体でした。
普通、シャクトリムシが下にぶらさがるような状態で出ることが多いようですが、この個体は上に向かってそびえたつような状態で発生しているのも面白いです。
しかし気生型の撮影は難しいですね、、、自分の装備ではこれが限界でしたが気に入っていただけて嬉しいです。
  1. 2016/11/13(日) 01:10:31 |
  2. URL |
  3. 西沢 #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://kyokuchi.blog116.fc2.com/tb.php/326-8d39d9f2