極地彷徨―北インド古典音楽 & 菌類―

《 Live Information 》  ●2017/11/19 (sun) at 町田

古川壬生

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mibu booklet


古川壬生 『業晒し-津軽の風と土へ』
(1978年 日本 grassfield)

青森県津軽地方の希有のフォークシンガー。
同郷の三上寛などと比べても、当時の音楽シーンの中で彼の音楽は明らかに異質。
三味線のようなギターの奏法、聴くものを圧倒する強烈な歌い回し、読経や赤子の声、風(吹雪)の音、また太鼓や笛などの祭りの音を使ったアレンジ。
そして怨念や呪いといった東北地方特有の感性に満ちた方言詩がすごい。
文学的でいて、極めてアナーキーな音楽。
個人的には、つげ義春の世界に近いものを感じます。
ブックレットのアートワークも素晴らしい。
残念なことに、再発は一切されておらず、現在入手困難です。

 春先の嵐の仏壇屋の前で
 迷った童みたいにふるえで
 光ってるのは仏壇のお釈迦様じゃねえ
 光ってるのは俺の中の生臭ぇ骨

 (中略)

 地吹雪真っ白 俺の荒野
 盲探しの五寸釘
 五寸釘一本あれば
 窓ガラスさ打ちつけ 青空 はりつけ

            (「乱調じょんがら節」)



→追記 2012年、CD再発されました。必聴!


  1. 2008/05/13(火) 01:08:14|
  2. サイケ、アシッドフォーク|
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  1. 2008/06/01(日) 10:33:03 |
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