極地彷徨―北インド古典音楽 & 菌類―

《 Sarangi Live Info 》
2017/5/5 (fri) at 三軒茶屋   ●2017/5/20 (sat) at 浜松   ●2017/5/21 (sun) at 愛知県   ●2017/6/3 (sat) at 町田

サーランギについて

Mohd. Nasir Khan Ji


サーランギとは北インドの代表的な弓奏楽器で、古くから主に声楽や舞踊の伴奏に使われてきました。
構造が非常に複雑で、実際に弓を擦り音を出す3本のガット弦のほかに、約35本程の共鳴弦が張ってあります。
そのため、他の楽器にはない、残響の豊かな深みのある音を出すことができます。

奏法は独特で、ギターやバイオリンなどのように指先で弦を押さえるのではなく、爪の付け根付近を横から弦に触れさせることで音を選びます。
この奏法により、非常に滑らかな音の移動が可能で、ヴィブラートも自在に操ることができ、インドではサーランギは人間の声に最も近い音を出す楽器といわれています。
しかし、爪の付け根で弦を押さえるのに抵抗感を感じる方が多いこと、調律に手間がかかること、また単純に難易度の高い楽器であることなどから、インドにおいても奏者は多くありません。

非常に歴史の長い楽器ですが、ソロ楽器としての歴史は浅く100年にも満ちません。
他のインド楽器に比べて、CD屋さんに行ってもソロ演奏の音源の数は少ないです。
しかし、サーランギは音色が素晴らしいばかりか、静かな演奏から、音量の高い力強くスピーディーな演奏までをカバーできる点でも、ソロ楽器としての高い可能性を秘めています。

ちなみに写真は私の師匠の、Mohd. Nasir Khan氏です。

  1. 2008/05/22(木) 23:28:24|
  2. サーランギ、インド音楽|
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  1. 2008/05/24(土) 11:53:06 |
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