極地彷徨―北インド古典音楽 & 菌類―

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サーランギ音源 その7 Ustad Nathoo Khan

Ustad Nathoo Khan (late)

Ustad Nathoo Khan 『Ustad Nathoo Khan (Late)』
(1972年 パキスタン盤LP EMI)

いやあ、このジャケット…!!
視点の定まらない虚ろな目線、感情の読み取れない表情、緻密に描き込まれたサーランギ…、一部ではバルテュスが描いたのではないかと噂される(嘘です)、サーランギ音源ジャケット大賞間違いなしの大名盤。
このUstad Nathoo Khan sahebはパキスタンを代表するサーランギ奏者の一人で、このLPは彼の没後に発売されたもの。
おそらくLPのソロ作品としては唯一のものでしょう。
演奏のほうはというと、どこか宙に浮いたようなか細い音を独特の緩急で奏でる人で、Sultan Khan sahebなどとはまた違った味わいの「泣き」のサーランギを聴かせてくれます。
ドゥルットでの軽やかな指遣いも素晴らしい。
年代を感じさせる録音の質感も相まって、サーランギ音源のビンテージ・アイテムとして最高の風格を持つ一枚。
これはもう神棚入りです。

  1. 2009/06/14(日) 10:55:21|
  2. サーランギ、インド音楽|
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