極地彷徨―北インド古典音楽 & 菌類―

《 Live Information 》  ●2017/11/19 (sun) at 町田

林拓 『五月三十二日』

五月三十二日

林 拓 『五月三十二日』
(2009年 日本盤CD 自主制作)

京都を拠点に活動するシンガー林拓の四枚目のソロアルバム。
林くんの歌は年齢からは考えられない程、年輪を感じさせる。
でも自然体で、無理がない。
三曲目「あやめ」は再録ですが、前録音と比べてより歌を自分のものにしていて驚かされます。
歌い続ける中で自ずと自身の歌に落ち着いていったのかもしれません。
静けさを求める想いのこもった「波止場」、安らかでメロディアスな「この夜の夢」、荘厳なロングトラック「海の歌」、軽やかな転調が印象的な「モディフィケーション」、男女デュエットを聴かせる夢うつつなアシッドフォーク「浜辺の家」などが特に好きです。
俗世を捨てた行者のような印象さえ抱かせながら、孤独を感じさせず、むしろ安堵感に満ちた静穏な心境を彷彿とさせるところに林くんの歌の魅力があるように思います。
それでいて、所々にちゃらけた一面をちらつかせたり、「ベイビサンシャ」のような古典的なロック魂に溢れた曲を違和感なくこなしてみせたりする。にくいですね。
Maitreya Kaliにも通じるものがあるかもしれません。
1970年前後のアシッドフォークが好きな方にもおすすめできます。

林拓 on MySpace
「この夜の夢」(You Tube)

  1. 2010/10/02(土) 01:10:27|
  2. サイケ、アシッドフォーク|
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